【3月20日 AFP】自転車ロードレース、ミラノ~サンレモ(2016 Milan - San Remo)は19日、イタリア・ミラノ(Milan)からサンレモ(Sanremo)間の293キロメートルで行われ、FDJのアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)が優勝を飾った。

 クラッシュが多発した今大会で、デマールはスプリント勝負を制し、フランス人ライダーとしては1997年以来となるクラシックレースのタイトルを手にした。

 終盤に起きたクラッシュにより、好位置につけていた本命選手たちのプランが崩れる中、その難を逃れたデマールが、「モニュメント」5大会の初戦となるレースを6時間54分45秒で制した。

 フランス人ライダーの「モニュメント」制覇は、1997年のジロ・デ・ロンバルディア(Giro di Lombardia)を制したローラン・ジャラベール(Laurent Jalabert)氏以来となっている。同年の1か月前には、現在FDJで指揮を執るフレデリック・ゲドン(Frederic Guesdon)氏が、パリ~ルーベ(Paris Roubaix)のタイトルを獲得している。(c)AFP