エッフェル塔もクレムリンも消灯、第10回「アースアワー」
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【3月20日 AFP】地球温暖化の防止を呼び掛ける世界自然保護基金(WWF)の環境キャンペーン、第10回「アースアワー(Earth Hour)」が19日行われ、世界各地のランドマークが現地時間午後8時30分から60分間、消灯された。
オーストラリアのシドニーオペラハウス(Sydney Opera House)、仏パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)、露モスクワ(Moscow)のクレムリン(Kremlin)、独ベルリン(Berlin)のブランデンブルク門(Brandenburg Gate)、米ニューヨーク(New York)のエンパイアステートビル(Empire State Building)など、普段華やかにライトアップされている各地のランドマークは次々と暗闇に包まれた。
毎年恒例となったこのキャンペーンは2007年、豪シドニーで始まった。主催者側の発表では、今年は178の国と地域で数百万人が参加した。
イベントの責任者は、60分間の消灯で節約されたエネルギー量の統計データは収集していないが、このイベントは地球温暖化を防止する意思の象徴であり、地球規模の問題に対する世界の団結を示す機会になっていると述べている。(c)AFP