北朝鮮、ミサイル2発を発射 「ノドン」との見方
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【3月18日 AFP】(更新)北朝鮮は18日、中距離弾道ミサイルとみられるミサイル2発を発射した。
韓国軍当局者によると、1発目は午前5時55分(日本時間同)、北朝鮮南西部の粛川(Sukchon)から発射され、800キロ飛行して日本海(Sea of Japan)に着弾した。約20分後に発射された2発目は発射後間もなくレーダーから消えたという。
米国の国防当局者はミサイル2発が発射されたことを確認するとともに、2発は移動式の発射車両から発射された中距離弾道ミサイル「ノドン(Rodong)」との見方を示した。ノドンは弾道ミサイル「スカッド(Scud)」を基に開発されたもので、最大射程は約1300キロ。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は16日、国連安全保障理事会(UN Security Council)が採択した北朝鮮に対する制裁と米国独自の制裁を実施する命令に署名していた。(c)AFP