米、IS「国防相」の死亡確認 シリア空爆で
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【3月15日 AFP】米国防総省は14日、米主導の有志国連合がシリア北東部で今月実施した空爆で負傷していたイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の司令官、アブ・オマル・シシャニ(Abu Omar al-Shishani)容疑者の死亡を確認したことを明らかにした。
米国防総省は先週、シシャニ容疑者を標的にした空爆を今月4日に実施したと発表。今回AFPの取材に応じた同省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は「シシャニは負傷が原因で死亡したと考えている」と述べた。
在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は13日、同容疑者は数日間にわたり「臨床死状態」にあると発表していた。
米当局者によると同容疑者はISの「国防相」に相当する幹部で、米政府によって500万ドル(約5億7000万円)の懸賞金を懸けられていた。(c)AFP