【3月12日 AFP】男子ゴルフ、元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、第80回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2016)の開催まであと1か月を切る中、腰の手術を受けた昨年8月以降は大会の出場がなく、いまだに復帰のめどが立っていない。

 ウッズは11日に自身のブログを更新し、「健康面では改善し続けている。屋外の施設でショートゲームの練習を懸命にして、屋内のシミュレーターではフルスイングしている」とつづった。

「まだ復帰の時期は未定だ。みんなとラウンドする場に戻ることは楽しみだ」

 メジャー大会を14回制し、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏が持つ歴代最多の優勝18回を目指してきたウッズだが、2008年の全米オープン選手権(2008 US Open Championship)以降はメジャー優勝に見放されている。また、ツアー優勝は2013年の世界ゴルフ選手権(World Golf Championships 2013)のブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2013)以来ない。

 今週、ウッズはスポンサーイベントに出席。また、先頃引退を表明した米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のQBペイトン・マニング(Peyton Manning)氏をねぎらった。ウッズは友人のマニング氏と「もっとゴルフができることを楽しみにしている」と記した。(c)AFP