【3月10日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2015-16）は9日、決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、ベンフィカ（Benfica）は2-1でFCゼニト（FC Zenit）に勝利し、2戦合計スコア3-1として準々決勝進出を決めた。

　初戦を落としていたゼニトは、後半24分にフッキ（Hulk）が合計スコアを同点に持ち込む先制ゴールを決めた。

　試合はそのまま延長戦にもつれ込むかに思われたが、押し込まれていたベンフィカは後半終了5分前、ラウル・ヒメネス（Raul Alonso Jimenez）のミドルシュートが枠に阻まれたこぼれ球をニコラス・ガイタン（Nicolas Gaitan）が押し込み、ゼニトの本拠地ペトロフスキー・スタジアム（Petrovsky Stadium）を静まらせた。

　さらに終了間際、途中出場のタリスカ（Anderson Talisca）がこの日のスコアを2-1とする逆転ゴールを決め、ベンフィカは2011-12シーズン以来の8強入りを決めた。ベンフィカは、前回もゼニトを下して8強入りを果たしている。(c)AFP