【3月8日 AFP】ドイツ内務省が8日発表したデータによると、2月に難民認定を求めてドイツに入国した人の数は6万1428人だった。1月に比べ、3分の2に減ったという。

 国別で最大のグループはシリア人で、2月の1か月間で2万4612人がドイツに到着した。続いてイラク人とアフガニスタン人がそれぞれ約1万2000人となっている。

 このうち全員が公式な難民認定申請を完了しているわけではなく、またドイツは平和な国々から来ている「経済難民」はすべて送還する方針を示していることから、滞在を許可されるのは一部となる見込み。また今回のデータには、ドイツの異なる州で重複して登録された数や、ドイツ到着後にすでに他の欧州連合(EU)加盟国へ移動した数も含まれている可能性があるという。(c)AFP