【3月8日 AFP】(更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)のドーピング検査で、検体が禁止薬物に陽性反応を示したことを発表したマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)について、広告出演契約を結んできたスイスの時計メーカー、タグ・ホイヤー(TAG Heuer)は8日、契約を更新しない意向を発表した。

 同社は声明を発表し「マリア・シャラポワ選手は2015年12月31日まで、タグ・ホイヤーと契約していた。これまで契約更新について協議中だった。現在の状況を考慮し、同社は交渉を中止し、シャラポワ選手との契約を更新しないことを決定した」と述べた。

 タグ・ホイヤーの発表に先立ち、米スポーツ用品大手のナイキ(Nike)はシャラポワのニュースについて「悲しみと驚きを隠し切れない」と述べ、スポンサー契約を一時中断すると発表していた。(c)AFP