難民キャンプで少年3人感電、1人重傷 ギリシャ・マケドニア国境
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【3月8日 AFP】ギリシャ北部イドメニ(Idomeni)付近の対マケドニア国境にある難民キャンプで7日、列車の上で遊んでいたシリア人の少年3人が感電し、うち1人が重傷を負った。地元警察が明らかにした。
重傷者は12歳の少年で、両脚と腹部にやけどを負い、近くのキルキス(Kilkis)にある病院に搬送された。他の2人は入院の必要はないという。
イドメニでは、昨年12月にも同様の事故が起き、モロッコ出身とみられる移民が死亡している。イドメニ付近では、バルカン諸国が北へ向かう人々の入国制限に踏み切ったことを受けて、シリア難民を中心とする1万3000人以上が悲惨な状況下で足止めされている。(c)AFP