米軍、ソマリア過激派空爆で「戦闘員150人超を殺害」
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【3月8日 AFP】米軍は5日、ソマリアにある国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)の訓練施設を空爆し、150人以上の戦闘員を殺害した。米国防総省が7日、発表した。戦闘員らは大規模な攻撃を企図していたとされる。
ジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官によると、米軍は首都モガディシオ(Mogadishu)の北約195キロに位置する訓練施設を対象に、戦闘機や無人機による空爆を実施。同施設の戦闘員らは、米国と現地のアフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISON)の部隊に対する攻撃を計画していたとみられている。
さらに同報道官は、同施設が最大200人の戦闘員に使用されていることを踏まえ、「初期評価によると、150人以上のテロリスト戦闘員が排除された」としている。また戦闘員らは「攻撃作戦」を実施するための訓練をほぼ終えていたとも指摘したが、企図していたという攻撃の具体的な内容については明らかにしていない。(c)AFP/Thomas WATKINS