レユニオン島に2つ目の不明機残骸か 住民男性が再び発見
発信地:レユニオン島サンドニ/フランス領南方・南極地域
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【3月7日 AFP】インド洋(Indian Ocean)のフランス海外県レユニオン(Reunion)島で昨年、2014年に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の翼の一部を見つけた住民の男性が6日、同機の残骸の一部の可能性がある2つ目の物体を発見したことを明らかにした。
昨年7月、海岸を清掃中に「フラッペロン」と呼ばれる翼の一部を見つけたジョニー・ベグ(Johnny Begue)さんがAFPの取材に語ったところによると、物体を見つけたのは3日、海岸沿いをジョギング中のことだった。
大きさはおよそ横40センチ縦20センチで、灰色の下地の上に青いマークがあり、フラッペロン片と同じ軽量のハニカム(蜂の巣)構造だったという。ベグさんは物体を発見後、すぐに警察へ届けた。
ボーイング(Boeing)777型機の同便は2014年3月8日、クアラルンプール(Kuala Lumpur)から北京(Beijing)に向かっていた途中、乗客乗員239人を乗せたまま消息を絶った。
ベグさんが発見したフラッペロンは、不明機のものであることが確認された唯一の残骸。先週には、レユニオンの西約2100キロのモザンビーク沿岸で、同機のものの可能性がある残骸が、米国人の男性により発見されている。(c)AFP