デ杯に臨む錦織、全米OPで敗れた相手との再戦に「あれから成長した」
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【3日4日 AFP】男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ(Davis Cup 2016)のワールドグループ1回戦の英国戦で、シングルスに出場する錦織圭(Kei Nishikori)は初日にダニエル・エヴァンス(Daniel Evans)との対戦が決まった。
錦織は、2013年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2013)1回戦でエヴァンスと対戦。ストレートで敗れ、キャリアでも最悪の部類に入るショッキングな黒星を喫した。錦織は、その翌シーズンの全米では決勝まで勝ち進んでいる。
錦織の対戦相手は、当初はカイル・エドモンド(Kyle Edmund)の予定だったが、エドモンドが負傷したためエヴァンスに変更となり、2度目の対戦の機会が巡ってきた。
しかし26歳になった錦織は、苦い思いを味わった米ニューヨーク(New York)でのあの日から、自身が大きく成長したと感じており、エヴァンス戦での雪辱、さらには大会王者である英国相手の番狂わせに意欲を見せている。
初日の第2試合でエヴァンスと対戦する錦織は、「2人とも、あのときからだいぶ変わりましたし、僕自身、ここ数年で成長できています。どちらもプレーが少し変わっているはずですし、戦い方はある程度調整しないといけないですけど、それよりも自分のテニスをしたいです」と話した。
「(ニューヨークでは)彼がすごくいいテニスをしていました。僕は少し緊張してたかな。あまりよく覚えていないんですけど、僕がいいテニスをできていなかったのは確かです」
(c)AFP