【2月24日 AFP】ウェアラブル端末の2015年第4四半期の世界売り上げが、前年同期との比較で126.9%増の2740万台となった。米市場調査会社IDCが23日に発表したデータによると、首位の米フィットネス管理大手フィットビット(Fitbit)を米アップル(Apple)が追随する形だという。年間では、同171.6%増の7810万台だった。

「ウェアラブル端末は、まだ市場に浸透しきっていない。新たな供給業者や(形状や大きさといった)フォームファクタ、アプリ、使用例など、複数のベクトルで成長する余地がある」とIDCは指摘している。

 IDCによると、市場シェア29.5%のフィットビットは第4四半期、ウェアラブル端末810万台を売り上げたという。

 一方のアップルは、同社腕時計型端末「アップルウオッチ(Apple Watch)」の売り上げ台数を公開していないが、IDCは同期410万台、年間では1160万台を売り上げたとみている。

 3位は、中国のスマートフォン(多機能携帯電話)メーカー、「小米科技(シャオミ、Xiaomi)」。昨年第4四半期に270万台を売り上げ、マーケットシェアは9.7%。売上高伸び率は258%だった。年間売上では2位。(c)AFP