【2月22日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の杭州緑城(Hangzhou Greentown)は22日、オーストラリア代表で、先日同リーグの上海申花(Shanghai Shenhua)を退団したばかりのティム・ケーヒル(Tim Cahill)の獲得を発表した。

 上海申花を退団してから1週間、オーストラリアのスターが中国挑戦を続けることが決まった。イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)などで活躍し、36歳となるケーヒルは、杭州緑城と短期間の契約を結んでいる。

 クラブは声明で、「新シーズンへ向けた目玉(の国外選手)であるケーヒル選手が、中国スーパーリーグで活躍してくれることを期待しています」と述べた。

 オーストラリア代表の歴代最多得点者であるケーヒルは、スーパーリーグでプレーする海外の有名選手の一人。潤沢な資金を持つスーパーリーグでは、各クラブが高額の移籍金と数百万ドル規模の年俸を餌に、次々ビッグネームをかき集めている。

 そのなかで、上海申花で新監督の構想から外れてクラブとの契約を解除したケーヒルは、この冬に新しく参戦した選手たちは札束に目がくらんでいると苦言を呈していた。(c)AFP