メキシコでジカ感染女性が出産、新生児は「臨床的に健康」
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【2月21日 AFP】メキシコ保健省が19日に発表したところによると、南部チアパス(Chiapas)州で同日、ジカウイルス感染者の女性が男の赤ちゃんを出産した。
女性はチアパス州ピヒヒアパン(Pijijiapan)出身で、同州トゥストラ・グティエレス(Tuxtla Gutierrez)市内の病院で体重2800グラムの男の赤ちゃんを出産した。赤ちゃんは病院の小児科センターで検診を受け、「臨床的に健康」であると確認された。
女性はジカウイルスに感染していたことが妊娠中に判明した6人のうちの1人。あとの5人は専門的な治療を続け、超音波検査も定期的に受けており、良好な健康状態だという。
5人中2人は妊娠28週目を過ぎ、数回の検査の結果、胎児に小頭症の兆しは見られなかった。残り3人は妊娠28週目に達していない。(c)AFP