タイガ、P・マッカートニーに謝意 パーティー締め出しで
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【2月18日 AFP】15日に開催された米グラミー賞(Grammy Awards)授賞式後の米ラッパー、タイガ(Tyga)のアフターパーティーで、ビートルズ(The Beatles)の元メンバー、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)が会場入りできずに追い返されていた──。後に、このことを知ったタイガは、後日のコンサートにマッカートニーを招待し、「自ら出迎える」とオファーした。
マッカートニーは、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で開催のタイガのアフターパーティーを訪れたが、会場入り口にいたバウンサーに入場を拒まれた。手元のVIPリストに名前が載っていなかったことが理由という。
当然、このような対応には不慣れなマッカートニーは、ただただ、あぜんとした様子だった。マッカートニーは、昨年のグラミー賞で最高賞の「最優秀アルバム賞」を獲得した米ミュージシャンのベック(Beck)や、米バンド「フー・ファイターズ(Foo Fighters)」のドラマー、テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins)と一緒だった。
芸能情報サイト「TMZ」に掲載されたビデオには、「どれだけVIPだったらいいんだ?別のヒット曲が必要ってことか?」とあきれた様子のマッカートニーと、「来年だね、来年」とそれに応えるベックが映っていた。その直後、3人はリムジンに乗り込み、その場を後にしている。
米ビルボード(Billboard)で7位にランクインした「ラックシティ(Rack City)」が最大のヒット曲であるタイガ。17日にインターネットで公開された動画では、VIPリストには関与していなかったとしながら、今回の件について遺憾の意を表した。そして、26日にロサンゼルスで行われるコンサートにマッカートニーを招待し、「自ら出迎える」と述べている。(c)AFP