ジェブ・ブッシュ氏、拳銃画像ツイートで物議
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【2月17日 AFP】米大統領選で共和党の指名獲得を目指しているジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事が16日、拳銃の画像に「アメリカ」のひと言を添えた投稿で、ツイッター(Twitter)の話題を数時間にわたり勝ち取った。
ブッシュ氏がツイートしたのは、米サウスカロライナ(South Carolina)州コロンビア(Columbia)の銃器メーカー「FNマニュファクチャリング(FN Manufacturing)」を訪問した後。画像に写った拳銃には自身の名が刻印されていた。この投稿にどのような意図があったのか、ブッシュ氏は今のところ説明していない。
同ツイートには、投稿後1時間半以内で7000以上の「いいね」が集まり、9000回以上リツイートされた。ブッシュ氏の投稿はリツイート数が100回を超えることがめったになく、今回の投稿は自己最高記録となった。
ツイッター上での反応は、称賛から怒り、皮肉までさまざまで、「アメリカ」という言葉に別の画像を重ねて同氏を揶揄(やゆ)する投稿も相次いだ。こうした中には、プロレスラーのハルク・ホーガン(Hulk Hogan)さんがギターを弾く画像や、アメリカンフットボールのアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)選手がマリフアナを吸う仕草をする画像の他、2012年に米東部コネティカット(Connecticut)州のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で起きた銃乱射事件の犠牲者26人の画像付きの投稿もあった。
また、米国家安全保障局(NSA)による大量の通信記録傍受を暴露したエドワード・スノーデン(Edward Snowden)元NSA職員もこの投稿をリツイートし、「アカウントを削除しろ」とコメントしている。(c)AFP/Ivan Couronne