ロシア陸連、全選手に反ドーピング宣言義務付ける
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【2月17日 AFP】ロシア陸上競技連盟(ARAF)のミハイル・ブトフ(Mikhail Butov)事務局長は16日、今月行われる室内陸上競技選手権に出場する全選手が、反ドーピング宣言に署名しなければならないと発表した。
ブトフ氏は、国営タス通信(TASS)に対し「2月のロシア室内陸上競技選手権に出場する全選手は、宣言書に署名しなければならない」と明かし、「書類に署名しない場合、競技に参加することは認められない」と続けた。
ロシア代表か否かにかかわらず、選手とチームのサポートスタッフは全員、ARAFが作成した宣言書に署名する必要があるという。
宣言書に署名した者は、禁止薬物リストに含まれる物質の使用、運搬、保管、提供を絶対に行わないと誓うことになる。
また選手は、競技会と抜き打ちで行われるドーピング検査の際、全ての要求を満たさなければならず、他のアスリートがドーピング違反を犯していると知った場合も、ARAFに報告する義務がある。
ロシア室内陸上競技選手権は、23日から25日までモスクワ(Moscow)で開催される。(c)AFP