金鉱事故から1週間ぶりに作業員救出、インドネシア
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【2月16日 AFP】豪産金大手ニュークレスト・マイニング(Newcrest Mining)は16日、インドネシアのハルマヘラ(Halmahera)島で操業するゴソウォン(Gosowong)金山で、落盤により地下300メートルの坑道に閉じ込められた男性が1週間ぶりに救出されたと発表した。
今月9日に発生した落盤事故でパク・ムルサリム・サフマンさんは、同社の子会社が操業する金鉱の坑道に閉じ込められた。サフマンさん以外の作業員は全員、無事に避難していた。翌10日、サフマンさんが閉じ込められている坑道まで小さな穴が開けられ、無事が確認されると、食料や水が届けられ、通信回線を通じて救助隊や家族との会話が可能になった。
ニュークレスト・マイニングは、地下での救助活動経験がある他の鉱山会社や専門家に助言を求め、16日にサフマンさんを無事に救出することができたという。今回、金山で起きた「地盤工学的」な事故原因については調査中だとしている。(c)AFP