5人負傷させたヒョウ、動物園から脱走 インド
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【2月16日 AFP】今月初めにインド南部で5人を負傷させた末に捕獲されたヒョウが、保護先の動物園から脱走したことが分かった。野生動物保護当局が15日、明らかにした。現地では捜索が続けられている。
体重45キロのヒョウは、バンガロール(Bangalore)のバネルガッタ(Bannerghatta)動物園で鉄製のおりに入れられていたが、14日夜に幅の狭い鉄棒の間をすり抜けたとみられる。詳しい経緯については調査中だという。
同園には監視カメラは設置されておらず、職員らは、隣接する敷地面積202ヘクタール以上の国立公園にヒョウが侵入している恐れがあると懸念している。
このヒョウは今月、バンガロール市内の学校に侵入し、4時間近くに及ぶ大捕物の末、麻酔銃を使って捕獲された。この際、学校内を歩き回ったり、近づいた当局職員らに襲い掛かったりする姿が写真に捉えられ、話題を呼んでいた。(c)AFP