【2月12日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)の彗星(すいせい)着陸機「フィラエ(Philae)」の地上管制官は12日、フィラエへの指令の送信を止めると述べ、「別れのあいさつを告げる時」と発表した。

 ドイツ航空宇宙センター(DLR)のフィラエプロジェクト責任者、シュテファン・ウラメク(Stephan Ulamec)氏は「ゆっくりした別れ──フィラエにさよならを言う時」と題された声明で、「着陸機から信号を受信する可能性は、ほぼなくなった」と述べた。(c)AFP