【2月10日 AFP】トルコの治安部隊が、シリアとの国境沿いで止められた不審な集団の荷物から、自爆攻撃用のベルト4本と爆発物を押収した。トルコ軍が10日、述べた。

 トルコ軍は声明で「かばん2つから、爆発物12~15キロと、自爆攻撃に使用できるベルト4本が見つかった」と述べた。この集団は、男4人、女10人、子ども20人の合わせて34人で、トルコ南部の国境沿いの町カルカミス(Karkamis)で止められたという。

 トルコ軍の声明は特定のテロ集団の名前を挙げてはいないが、カルカミスと国境を隔てたシリア側の町ジャラブルス(Jarabulus)は現在、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に掌握されている。(c)AFP