ヘンリー8世の宮殿でカトリックのミサ、450年ぶり
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【2月10日 AFP】16世紀にローマ・カトリック教会と対立し、英国国教会を立ち上げたイングランド王ヘンリー8世(Henry VIII)の住まいだった英ロンドン(London)のハンプトン・コート宮殿(Hampton Court Palace)で9日、約450年ぶりとなるカトリックのミサが執り行われた。
広いホールにラテン語の歌が流れる中、両教会の和解のしるしとして、イングランドとウェールズのカトリック教会首座であるビンセント・ニコルズ(Vincent Nichols)大司教と、英国国教会のリチャード・シャルトル(Richard Chartres)ロンドン主教が一緒に晩課(晩の典礼)に臨んだ。(c)AFP