難民施設襲撃を計画、ポーランド人14人逮捕 スウェーデン
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【2月10日 AFP】北欧スウェーデンの警察当局は9日、難民申請者の収容施設への襲撃を計画していた疑いで、ポーランド人の極右活動家14人を逮捕したと発表した。容疑者の車からはおのやナイフ、鉄パイプが見つかったという。
警察発表によると、首都ストックホルム(Stockholm)の南約60キロに位置するニュネスハムン(Nynashamn)の収容施設に対する襲撃計画の情報提供を受け、容疑者らは8日に逮捕された。
地元日刊紙アフトンブラデット(Aftonbladet)は、容疑者の一部はスウェーデン国内で就労、居住していると伝えている。
ストックホルム中心部では先月、フーリガンもしくはネオナチとみられる覆面の男数十人が移民の若者に対する襲撃を呼び掛けるパンフレットを配布する出来事があった。警察は逮捕した14人のうち3人がこの配布にもかかわっていたとみている。
人口980万人のスウェーデンは昨年、難民認定申請者約16万3000人を受け入れており、国民1人当たりの受け入れ率は欧州連合(EU)諸国の中でも最高水準にある。(c)AFP