イシンバエワ、左脚の筋断裂で室内シーズン全休へ
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【2月9日 AFP】ロシアを代表する陸上・棒高跳びのスター選手エレーナ・イシンバエワ(Yelena Isinbayeva)が、左脚の筋断裂により、室内シーズンを全休する見込みとなった。8日、エフゲニー・トロフィモフ (Yevgeny Trofimov)コーチが明かした。
ロシアの通信社「オールスポーツ(Allsport)」は、トロフィモフ氏のコメントとして、「エレーナ(イシンバエワ)は負傷した後に検査を受けた。正確な診断は、ヒラメ筋の断裂ということだ」と伝えた。
「左脚にはギプスが装着された。これで、残りの室内シーズンを全休することは明白だ」
イシンバエワは、週末に露ボルゴグラード(Volgograd)で開催された競技会に出場予定だったが、ジョギングの最中に脚の痛みを感じ、2年以上の休養からの復帰を延期することになっていた。
トロフィモフ氏によれば、イシンバエワの故障は前回と同じもので、夏季の陸上シーズンには復帰できる見込みだという。
「イシンバエワは、2013年にも同じような負傷を経験した。しかし、ドイツのミュンヘン(Munich)で治療を受け、世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)では優勝できた」
(c)AFP