【2月7日 AFP】台湾南部で6日未明に起きたマグニチュード(M)6.4の地震で倒壊した台南(Tainan)市の集合住宅には、依然として100人以上ががれきの中に取り残されているとみられ、捜索救助活動が急ピッチで行われている。

 これまでに確認された死者数は19人で、捜索活動が進むにつれて増加している。台南市の頼清徳(William Lai)市長は7日、「必死の思いで救助を待っている132人のうち、103人は(がれきの)非常に深い部分で身動きが取れなくなっており、直接入っていけない。至って困難な状況だ」と語った。

 頼市長によると、救助活動は最初のうちは順調だったものの、地震で倒壊した他の区画の下敷きとなった2区画に閉じこめらている住民の捜索が特に難航しているという。(c)AFP