【2月7日 AFP】ブラジル北東部パライバ(Paraiba)州ピアンコ(Pianco)の市長が、酒に酔った議員らのけんかが市議会で頻発していることを受け、議場に入る際の飲酒検査を議員に課した。メディアが6日、報じた。

 同議会は、必ずけんか騒ぎとなることから、地元では「犬のおり」として悪名高いという。

 ペドロ・アウレリアーノ・ダ・シルバ(Pedro Aureliano da Silva)市長が昨年末に呼気アルコール検査装置を導入して以来、議会はかなり静かになったという。同市長は、「こうした手段を用いていなければ、市議会を閉鎖しなければならなかっただろう」と述べた。(c)AFP