米マイケル・ムーア監督、肺炎で入院
このニュースをシェア
【2月6日 AFP】米映画監督のマイケル・ムーア(Michael Moore)が、先月31日から肺炎のために入院しており、新作のドキュメンタリー映画『ホエア・トゥ・インベイド・ネクスト(原題、Where to Invade Next)』の宣伝活動をキャンセルしたことが分かった。
ムーア監督は、先月31日にニューヨーク(New York)にある病院の集中治療室に入ったが、5日には「(体調は)ずっと良くなった」とし、同日退院する見込みだと話していた。
同監督はフェイスブック(Facebook)に「日曜(先月31日)の夜には思わしくなかったとだけ言っておくが、良い医者と、まともな病院の食事、それに2期目を迎えたオバマケア(Obamacare、「医療費負担適正化法(Affordable Care Act)」の通称)のおかげで体調はずっと良くなった」と投稿していた。
ムーア監督は、体調を崩したのは、新作映画の宣伝活動や、米大統領選で民主党の候補指名争いをしているバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員の応援、さらに自身の故郷である中西部ミシガン(Michigan)州フリント(Flint)の鉛汚染水問題に関心を集めさせるための活動といった、疲労困憊(こんぱい)するスケジュールのせいだと説明している。(c)AFP