【2月4日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が3日、平和のためのサッカー親善試合、「マッチ・フォー・ピース(Match For Peace)」の2度目となる開催を発表した。

 試合は5月29日、ローマ(Roma)のスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で行われる。これは、ミラノ(Milan)で行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)決勝の翌日にあたる。

 2014年に行われた第1回の慈善試合には、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、ロナウジーニョ(Ronaldinho)、マラドーナ(Diego Maradona)氏をはじめ、数多くの一流選手、元選手が参加した。

 集まったお金は、世界40万の学校をつなぐバチカン科学アカデミー設立のネットワーク、「スコラス・オクレンテス(Scholas Occurentes)」などに寄付される。ブエノスアイレス大司教の時代から、法王は同団体の活動へ積極的に関わっていた。

 この日はロナウジーニョのほか、サッカー界のスター選手たちが法王を表敬訪問。2015年には、マラドーナ氏も法王の下を訪れていた。(c)AFP