カメルーン代表主将も中国へ、ムビアが河北華夏に移籍
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【1月29日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)などでプレーし、カメルーン代表で主将を務めるCBステファン・ムビア・エトゥンディ(Stephane Mbia Etoundi)が、中国スーパーリーグ(1部)の河北華夏幸福(Hebei China Fortune)に移籍することが決まった。
河北華夏は中国のマイクロブログ「新浪微博(Sina Weibo)」の公式アカウントで、「『完全無欠の野獣ディフェンダー』であるムビアが、本領を発揮してくれることを期待しています」と発表し、ムビア加入がチームの守備力を「飛躍的に高める」と続けた。
河北華夏は移籍金について詳細を明らかにしていないが、サッカーのニュースサイト「トランスファーマルクト(Transfermarkt)」によれば、所属元であるトルコ1部のトラブゾンスポル(Trabzonspor)には400万ユーロ(約5億3000万円)が支払われるという。
ムビアも自身の公式ツイッター(Twitter)アカウントに、黒のチョッキにカフスボタンの付いたシャツという姿で、新クラブのユニホームを手にする写真を投稿した。
ムビアは新クラブで、2日前にイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)から加入したコートジボワール代表のジェルヴィーニョ(Gervinho)と同僚になる。こちらも移籍金は公表されていないが、トランスファーマルクトは1800万ユーロ(約24億円)と報じている。
移籍市場ではここ数日、欧州から絶大な資金力を見せつける中国への選手の流入が続いている。
28日には、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するラミレス(Ramires Santos do Nascimento)が、リーグ史上最高額の2800万ユーロ(約36億円)で江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)に移籍した。
またイタリアからは、インテル(Inter Milan)のフレディ・グアリン(Fredy Guarin)も、1100万ユーロ(約14億5000万円)と報じられた移籍金で上海申花(Shanghai Shenhua)に加入した。(c)AFP