米女子ツアー開幕、美香と野村が首位タイ発進 ピュアシルクバハマLPGAクラシック
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【1月29日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーのシーズン開幕戦、ピュアシルクバハマLPGAクラシック(Pure Silk-Bahamas LPGA Classic 2016)は28日、バハマ・パラダイス島(Paradise Island)のオーシャン・クラブGC(Ocean Club Golf Course)で開幕し、宮里美香(Mika Miyazato)、野村敏京(Haru Nomura)らが5アンダーで首位タイ発進を果たした。
この日は、強風の吹くコンディションとなったが、それをものともしなかった7人の選手が首位タイで大会をスタートさせた。
2012年のセーフウェイ・クラシック(Safeway Classic Presented by Coca-Cola 2012)以来となる米女子ツアー優勝を目指す宮里は、10位以内に5回入った昨シーズンの流れが続くことを期待している。
バックナインで6バーディーを奪った宮里は、「シーズン初戦はいつもワクワクします。一番の目標はリオデジャネイロ五輪ですが、一つ一つの大会に集中していきます」と話した。
午前にラウンドした中では、宮里の他に、野村とカトリオーナ・マシュー(Catriona Matthew、スコットランド)が首位タイに立った。野村は、7バーディー2ボギーを記録し、マシューはパー5の7番でイーグルショットを沈めて見せ場を作った。
午後の組からは、イングランドのチャーリー・ハル(Charley Hull)と、ポーラ・クリーマー(Paula Creamer)、アリソン・リー(Alison Lee)、アシュラン・ラムジー(Ashlan Ramsey)の米国勢が首位タイに並んだ。
ハルは「すごく風が強かった」と話しながらも5バーディー、ノーボギーの見事なゴルフを披露。同組で回ったリーは、1イーグル6バーディー3ボギーを記録し、クオリファイングトーナメント(QT)を突破して参戦権を勝ち取った新人のラムジーは、6バーディーを沈め、ボギーは1つにまとめた。
クリーマーは、決めれば単独首位という9番でのバーディーパットこそ外したものの、6番と7番で連続バーディー、8番でイーグルを記録し、上がり4ホールでスコアを4つ伸ばした。
1打差の8位タイには2人、2打差の10位タイには8人と、上位は大集団となっている。前年覇者のキム・セイヨン(Sei Young Kim、韓国)も首位グループから3打差の位置につけている。
一方、世界ランキング1位の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)は80の7オーバーと出遅れ、その後、腰痛を理由に棄権を申し出た。来週フロリダ(Florida)で行われるコーツ・ゴルフ選手権(2016 Coates Golf Championship Presented by R+L Carriers)も出場を辞退している。(c)AFP