復帰のパパダキス/シゼロン組はSD2位発進、フィギュア欧州選手権
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【1月29日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2016)は28日、スロバキアのブラチスラバ(Bratislava)でアイスダンス・ショートダンス(SD)が行われ、昨年の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)覇者であるフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組は、70.74点で2位につけた。
イタリアのアンナ・カッペリーニ(Anna Cappellini)/ルカ・ラノッテ(Luca Lanotte)組が72.31点で首位に立ち、パパダキス/シゼロン組は1.57点差の2位で30日のフリーダンス(FD)に臨むことになった。
昨シーズン、欧州と世界を制しているパパダキス/シゼロン組は、昨年8月の練習中に20歳のパパダキスが転倒して脳振とうを起こして以来、主要大会への参加を控えており、これが久しぶりの国際試合だった。
2人が不在の間、2014年の世界選手権王者で、昨年の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2015)銀メダリストであるカペッリーニ/ラノッテ組が、欧州勢としてGPファイナルで入賞していた。
21歳のシゼロンは、「準備はできていましたし、もっといいスコアを出したいと思ってはいましたが、自分たちの滑りに満足しています」と話した。
「シーズンのスタートで出遅れましたが、何とか追いつくことができました。いつも私たちは、ショートで1位になることは少ないんです。2位で落ち着いていますし、(フリーでは)ベストを尽くします」
(c)AFP