涙のフェルナンデス、フィギュア欧州選手権で4連覇達成!
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【1月29日 AFP】フィギュアスケート欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2016)は28日、スロバキアのブラチスラバ(Bratislava)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が合計302.77点で優勝し、大会4連覇を果たした。
昨年の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2015)覇者である24歳は、ショートプログラム(SP)が終了した時点で、後続を大きく引き離していた。
フェルナンデスはこの日、映画『野郎どもと女たち(Guys and Dolls)』の音楽に合わせたFSで、最初の4回転トーループを成功させて勢いに乗ると、演技の最後には涙を見せた。そしてリンクサイドでは、コーチが跳びはねてフェルナンデスを祝福した。
首位と60.21点差の2位には、SPとFSで共に4位だったアレクセイ・ビシェンコ(Alexei Bychenko、イスラエル)が入った。
SPで2位発進だったロシアのマキシム・コフトゥン(Maxim Kovtun)は、FSで6位の得点に終わると、合計242.21点で3位だった。(c)AFP