米、リビアでの「軍事的選択肢」を検討
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【1月28日 AFP】米国防総省のピーター・クック(Peter Cook)報道官は27日、政情不安が続きイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が影響力を拡大させている北アフリカ・リビアでの「軍事的選択肢」を検討していると発表した。
クック報道官は、リビアにおけるISの影響力拡大は「非常に大きな懸念事項」であり、同組織がイラクやシリアから「転移」することに対し、米国は最良の対処方法を検討していると発表。「リビア情勢の進展に伴い、われわれは軍事的選択肢、その他の一連の選択肢を検討している」と述べた。
ISは昨年6月、リビアの首都トリポリ(Tripoli)の東450キロのシルト(Sirte)を掌握。同市の空港と付近の発電所を支配下に置いている。米国はすでに、リビアで一定の活動を行っており、昨年11月に実施した空爆では、IS幹部のイラク人、アブ・ナビル(Abu Nabil)容疑者を殺害した。(c)AFP