カナダ西部の学校で発砲、4人死亡 容疑者の男を拘束
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【1月23日 AFP】(更新)カナダ西部サスカチワン(Saskatchewan)州の高校で22日、発砲事件があり、4人が死亡、複数の負傷者が出た。負傷者のうち2人は重傷と伝えられた。
ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相はこの事件で5人が死亡したと発表していたが、その後警察は死者は4人だと発表した。
事件が起きたのは同州ラロシュ(La Loche)にある高校で、午後1時(日本時間23日午前4時)ごろ、若い男1人が校内で発砲した。ラロシュは先住民が多く住む地域。
カナダ連邦警察(Royal Canadian Mounted Police)は記者会見で、午後1時47分に高校の外で男1人を拘束し、武器を押収したと明らかにし、当初5人とされていたこの事件の犠牲者は4人だったと発表した。
事件発生から間もなくカナダ連邦警察は、ラロシュの学校で「進行中の重大な事件」で2人が死亡し、この他に負傷者も出ていると発表。校内は立ち入り禁止となっており、近隣の小学校も安全のため封鎖したとして、保護者らに学校へは近づかないよう呼び掛けていた。
生徒らは、午後1時すぎに6~7発の銃声が聞こえたと話している。数人の目撃者は、この高校の生徒か卒業生とみられる「少年」が校内で発砲したと証言した。
カナダ国内の学校で発生した銃撃事件としては、1989年12月6日にモントリオール(Montreal)の科学技術専門学校で当時25歳の男が発砲し、女子学生10人を含む14人が死亡して以来の惨事となった。(c)AFP