犬に木の棒を取りに行かせるのは危険、英獣医師会が警鐘
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【1月21日 AFP】英国獣医師会(BVA)は20日、木の棒を投げて犬に取りに行かせる行為によって、毎年数千匹がけがをしたり危険な感染症にかかったりしているとして、注意を呼び掛けた。
BVAのショーン・ウェンズリー(Sean Wensley)会長は、「こうした傷は深刻であり、棒の代わりに犬用の玩具を使うことで簡単に防げる」と語った。
これに先立ち、英紙タイムズ(The Times)は、喉に棒が刺さったため咽頭が傷つき、舌に穴が開いてしまったスコットランド(Scotland)のコリー犬について報じていた。
ウェンズリー氏によると、木片によるけがの治療を受ける犬は、英国に5000以上ある動物病院それぞれで毎月平均1匹いるという。
主なけがとして、走っている犬が棒で自身を傷つけたり、木片が口内や喉に刺さったりする2つが挙げられる。感染症により死に至る可能性もあるという。(c)AFP