ペイリン氏長男、DV容疑で逮捕 米アラスカ
このニュースをシェア

【1月20日 AFP】2008年米大統領選での共和党副大統領候補で、保守派を代表する存在となったサラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事の長男トラック・ペイリン(Track Palin)容疑者(26)が、家庭内暴力(DV)の容疑で逮捕された。
19日に提出された裁判所資料によると、同容疑者は交際相手の女性と激しい口論になった際に、ライフルを振りかざして自分自身を撃つと脅したという。
地元紙アンカレッジ・デイリー・ニュース(Anchorage Daily News)は、元軍人でイラクでの従軍経験があるペイリン容疑者は公判を前に、同州内の勾留施設に召喚されたと報じている。
ネット上にも投稿された提出資料によるとペイリン容疑者は、ワシラ(Wasilla)にある母親の自宅で18日夜、酔った状態で交際相手の女性と口論になったという。
同容疑者は、家庭内暴力(DV)における脅迫および通報を妨害しようとした罪、さらには武器の不正使用の罪で起訴される見通し。
熱心な銃擁護派である母親のサラ・ペイリン氏は19日、今年の米大統領選の共和党指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏への支持を表明していた。(c)AFP