【1月20日 AFP】チリサッカー連盟(FFCh)は19日、半年前に開催されたコパ・アメリカ(2015 Copa America)で同国代表を優勝に導いたホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督の退任を正式に発表した。

 サンパオリ監督は、ANFPとの契約を2年残していた。しかし、地元メディアに脱税の疑いを報じられて激怒。連盟によると、サンパオリ監督との話し合いは決裂に終わり、代表チームから退くことを承認したとしている。 

 サンパオリ監督の後任には、フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)の監督を辞任し、現在はフリーとなっているマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)氏がうわさされている。

 そのほかでは、現在スペイン1部リーグのセルタ(Celta de Vigo)で指揮を執るエドゥアルド・ベリッソ(Eduardo Berizzo)の名前も候補に挙がっている。

 チリ代表は今年、2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)と大会連覇がかかるコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)が控えている。(c)AFP