土居、マッチポイント握るもケルバーに逆転負け 全豪オープン
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【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は19日、女子シングルス1回戦が行われ、土居美咲(Misaki Doi)はストレート勝利を目前にしたものの、7-6、6-7、3-6で大会第7シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に敗れ、大会から姿を消した。
先週、胃腸の問題でアピア国際(2016 Apia International Sydney Tennis Tournament)を棄権したケルバーは、第2セットのタイブレークでマッチポイントをしのぐと、ここから逆転に成功した。
18日に28歳の誕生日を迎えたケルバーは、世界ランク64位の土居が繰り出す力強いフォアハンドに苦しめられた。
第2セットで敗退が決まったかに見えたケルバーだが、調子を上げると第3セットではトップ10の実力を見せ、2時間41分の激戦を制した。
最後のウイナーを決めたケルバーは、雄たけびをあげて勝利を喜ぶと、2回戦では、ルーマニアのアレクサンドラ・ダルゲルー(Alexandra Dulgheru)と対戦する。昨年のルクセンブルク・オープン(BGL BNP Paribas Luxembourg Open 2015)でツアー初優勝を飾った土居だが、ケルバーとの対戦成績はここまで4戦全敗となっている。(c)AFP