ブロンコスがAFC決勝へ、P・マニングとブレイディの対決に
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【1月18日 AFP】15NFLは17日、アメリカン・カンファレンス(AFC)の準決勝が行われ、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)は23-16でピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)を下し、カンファレンス決勝に進出した。
スティーラーズを相手にQBペイトン・マニング(Peyton Manning)の経験がものをいったブロンコスは試合終盤、時間はかかったもののRBのC.J.アンダーソン(C.J. Anderson)が決勝タッチダウンを決めた。
激闘で白星を飾ったマニングは、カンファレンス決勝では通算4度目となる積年のライバル、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)との対戦に臨む。
マニングは、直近では2014年に白星を挙げるなど、AFC決勝では過去3度あったブレイディとの対戦で2度勝利している。
第50回スーパーボウル(Super Bowl 50)の出場権が懸かる来週の一戦は、両者にとって通算17度目の対戦となるが、マニングは直接対決の重要性については否定的で、「ブロンコスとペイトリオッツの戦いだ」とコメントしている。インディアナポリス・コルツ(Indianapolis Colts)時代の2001年にブレイディと初めて対戦したマニングは、15年間の直接対決の通算戦績で5勝11敗と負け越している。
一方、リーグ屈指のディフェンス陣を誇るブロンコスから、37本中24本のパスを成功させて339ヤードを積み重ねたスティーラーズのQBベン・ロスリスバーガー(Ben Roethlisberger)にとって、敗戦は厳しい結果となった。
ブロンコスの得点をブランドン・マクマヌス(Brandon McManus)の4本のフィールドゴール(FG)に抑え込むなか、スティーラーズはフィッツジェラルド・トウセント(Fitzgerald Toussaint)のタッチダウンとクリス・ボスウェル(Chris Boswell)の2本のFGで13-12とリードを奪った。
しかし、試合時間残り10分を切ったところでトウセントがボールをこぼし、これをブロンコスがリカバーしたプレーが試合の分岐点となった。
この後ブロンコスは、マニングが7分近くをかけた14回のプレーで65ヤードを獲得し、アンダーソンのタッチダウンにつなげた。ツーポイントコンバージョンで点差を広げたブロンコスは、ピッツバーグが時間を使い切ったため、正式に勝利を手にした。(c)AFP