ブルキナファソのホテル襲撃事件、死者29人に
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【1月17日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソのシモン・コンパオレ(Simon Compaore)治安相は16日、同国首都ワガドゥグ(Ouagadougou)で前日夜に発生したイスラム過激派組織による高級ホテル襲撃事件による犠牲者数が29人になったと述べた。同事件では、四つ星高級ホテル「スプレンディッド(Splendid)」と向かいにのレストラン「カプチーノ(Cappuccino)」で、犯行グループが人質をとって立てこもった。
同相によると、犯行グループの殺害された3人の身元は確認されており、全員男で「とても若い」という。直前の発表では、18の国籍の26人が死亡とされていた。
コンパオレ治安相は、襲撃事件に使われた車両が隣国ニジェールで登録されたものだったとしながら、また「目撃者の話によると、男らは皆とても若く、26歳以上には見えなかった」と述べた。犯行グループのメンバーについて同国治安部隊は、4人のうち2人が女と公表していた。
捜査関係者筋によると犠牲者の大多数は欧米人だが、少なくとも5人のブルキナファソ人も死亡しているという。
15日夜に起きたこの襲撃事件について、スイス外務省は、スイス人2人が死亡したことを確認。またフランス政府もフランス人2人が死亡したことを確認している。
コンパオレ治安相は176人の人質が救出され、その大半が(治安部隊からの)質問に答えた後で帰宅を許可されていると述べた。(c)AFP