【1月16日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソの首都、ワガドゥグ(Ouagadougou)で起きた襲撃事件から一夜明けた16日、治安部隊の作戦により、高級ホテルなどで人質になっていた126人が解放された。一方、確認された死者の数は20人から、治安当局によると23人に増えた。死亡した人々の国籍は18か国におよぶという。

 また治安部隊は銃撃戦で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の犯行グループのうち3人を殺害した。

 シモン・コンパオレ(Simon Campaore)国土行政・分権化・治安相によると、解放された126人のうち、33人が負傷しているという。また殺害された襲撃犯のうち1人はアラブ系、2人はアフリカ系だと述べた。

 同相はさらに「襲撃されたホテル『スプレンディッド(Splendid)』と(向かいにあるレストラン)『カプチーノ(Cappuccino)』での事件は終息したが、(レストランの隣にある)ホテル・イビ(Hotel Ybi)では新たな襲撃が起きている」と語った。(c)AFP