生後5か月の赤ちゃん連れ登院、スペイン議員に賛否両論
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【1月14日 AFP】スペインで13日に招集された、昨年末の総選挙後初の下院議会では、多数の新顔議員が初登院したが、一番周囲を驚かせたのは、女性議員が連れてきた生後5か月の息子だったかもしれない。
昨年12月の選挙で当選した反緊縮を掲げる新興政党ポデモス(Podemos)の69議員の一人であるカロリーナ・ベスカンサ(Carolina Bescansa)議員はこの日、わが子を膝に乗せて議会に出席。下院議長の選出では赤ちゃんを抱いたまま立ち上がって投票した。
この様子を捉えた映像は、ツイッター(Twitter)やメディア、政治家たちの間で冷やかしや議論を巻き起こした。賛成派は赤ちゃんにとっては母親の腕に抱かれているのが最上と主張する一方、反対派は議会が赤ちゃんにふさわしい場所なのかと疑問を呈している。(c)AFP