ルーニーの活躍実らず―マンU、ニューカッスルとドロー
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【1月13日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは12日、第21節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はニューカッスル(Newcastle United)と3-3で引き分けた。
ユナイテッドはウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が2得点の活躍をみせたものの、ニューカッスル(Newcastle United)のポール・デュメット(Paul Dummett)に同点ゴールを決められ、敵地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)でドローに終わった。
ユナイテッドは前半9分、マルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)のヘディングがニューカッスルのシャンセル・エンベンバ(Chancel Mbemba)の手に当たり、PKを獲得。ニューカッスルの選手とサポーターが判定に抗議する中、ルーニーがこれを冷静に決めた。
ルーニーはシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に勝利した9日のイングランドFAカップ(FA Cup 2015-16)3回戦でも決勝点となるPKを決めており、公式戦では3試合連続ゴールとなった。
先制したユナイテッドは続く前半38分、今度はお手本のようなカウンター攻撃から文句のつけようがない形で追加点を奪った。前線でボールを受けたルーニーは、ペナルティーエリア内で守備陣を引きつけてパスを出すと、走り込んだジェシー・リンガード(Jesse Lingard)のシュートは、ニューカッスルのGKロブ・エリオット(Rob Elliot)の股下をすり抜けた。
対するニューカッスルは前半42分、チームとして公式戦453分ぶりとなる得点をジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)が記録した。ファブリシオ・コロッチーニ(Fabricio Coloccini)の浮かせたパスを、フェライニがヘディングでクリアしようと試みたが、こぼれ球をワイナルドゥムが蹴り込み、1点を返した。
すると後半22分には、ゴール前のポジション争いでアレクサンダル・ミトロビッチ(Aleksandar Mitrovic)がスモーリングに倒されると、獲得したPKをミトロビッチ自身が決めて試合を振り出しに戻した。
同点に追いつかれたユナイテッドは後半34分、メンフィス・デパイ(Memphis Depay)のシュートがニューカッスルのDFに跳ね返されると、こぼれ球を拾ったルーニーがペナルティーエリアの外から素晴らしいシュートを決めて勝ち越しに成功し、このまま勝利を収めるかのようにみえた。
しかし、ニューカッスルは終盤、ダリル・ヤンマート(Daryl Janmaat)のゴール前に上げたクロスがユナイテッドのクリス・スモーリング(Chris Smalling)にクリアされたものの、こぼれ球に勢いよく走り込んだデュメットが強烈なシュートをネットに突き刺し、土壇場で試合を引き分けに持ち込んだ。(c)AFP