独ケルンの暴行事件、容疑者ほぼ全員が外国出身 州内相
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【1月11日 AFP】(更新)ドイツ西部ケルン(Cologne)で新年行事中に起きた女性を狙った暴力事件について、地元ノルトラインウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州当局は11日、容疑者のほぼ全員が「外国出身者」だったと発表した。
ラルフ・イエーガー(Ralf Jaeger)州内相は、事件の初期捜査で明らかになった内容を公表。「目撃者らの証言や(地元)警察の報告、連邦警察の調べによれば、一連の事件を起こした容疑者のほぼ全員が外国出身者だったことが示唆される」と述べた。この中には、最近ドイツに入国した難民も多く含まれているという。
イエーガー内相によると、大みそかのお祭りムードでにぎわう中、ケルン大聖堂とケルン中央駅の間の広場に集まっていた「アラブ系と北アフリカ系」の男たち1000人以上のグループの一部が犯行に及んだという。ただ、いずれも正式な訴追手続きにはまだ至っていない。(c)AFP/Frank ZELLER with Richard HEISTER in Duesseldorf