【1月11日 AFP】15-16スペイン1部リーグは10日、第19節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は2-0でセルタ(Celta de Vigo)に勝利し、リーグ首位に復帰した。

 ビーゴ(Vigo)を襲った豪雨の影響で、試合は順延される可能性もあったが、アトレティコは難しいコンディションを攻略し、セルタをリーグ戦3連敗に追いやった。

 アトレティコは後半4分、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)がルシアーノ・ビエット(Luciano Vietto)との見事なワンツーから流し込むと、今季の公式戦で14得点目を挙げた。

 試合の終盤には、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督の交代策が4試合連続で奏功。途中出場のジャクソン・マルティネス(Jackson Martinez)がロングパスを頭で落とすと、そこに駆け込んだヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)が力強いシュートを放ち、セルタのGKセルヒオ・アルバレス(Sergio Alvarez)はボールの勢いを止めることができなかった。

 アトレティコはこの結果、1試合消化が少ないFCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点2差の首位に復帰し、3位のレアル・マドリード(Real Madrid)には同4差をつけている。

 先制ゴールを決めたグリーズマンは、地元テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「後ろがしっかり守ってくれたから、前線はチャンスがあればいつでも得点できると思っていた」と語った。

「いつも言っている通り、まだ改善の余地はある。重要な役割を担う選手になれるよう努力しているし、同じような調子を維持したい」

(c)AFP/Kieran CANNING