仏デザイナー、アンドレ・クレージュ氏死去
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【1月9日 AFP】1960年代のファッションスタイル革命の象徴とされ、ミニスカートや白いブーツなどで知られるフランスのデザイナー、アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)氏が7日、パリ(Paris)西郊のヌイイシュルセーヌ(Neuilly-sur-Seine)で死去した。92歳だった。同氏のブランドが、声明で明らかにした。
クレージュ氏は30年以上、パーキンソン病を患い、1990年代から活動を停止していたという。葬儀は11日、同氏の故郷である南西部のポー(Pau)で行われる予定。
同氏は1923年3月9日にポーで生まれた。土木技師として働いた後、著名デザイナーの故クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)の下で10年間働き、1961年に独立した。
台形的なミニのドレスや白黒のパンツスーツ、宇宙飛行士から着想を得たサングラスや帽子を合わせたスタイルは、「Moon Girl (ムーンガール)ルック」として有名となった。(c)AFP/Anne-Laure MONDESERT, Dominique AGEORGES