ベトナム北部に謎の球体が落下、軍が調査進める
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【1月8日 AFP】ベトナム北部で、宇宙ごみ(スペースデブリ)とみられる謎の物体が空から落下し、同国軍が調査を進めている。軍幹部が8日、明らかにした。
軍の広報担当者がAFPに語ったところによれば、同国北西部に位置するイエンバイ(Yen Bai)省で2日、金属製の球体2つが発見された。その後、さらにサイズの大きい重さ約45キロの球体が、隣のトゥイェンクアン(Tuyen Quang)省に落下したという。
この広報担当者は「(球体が)どこから来たのか特定するため、現在も作業を進めている」と述べるとともに、爆発物や危険物質が含まれていないことはすでに軍が確認したと明かした。また、球体は空から降って来たと述べ、住民をおびえさせたと付け加えた。
国営メディアによると、球体が地上に落下する前には雷のような音が聞こえたと目撃者らが証言しているという。
国営紙タンニェン(Thanh Nien)は、初期調査の結果、この球体はロシアで製造され、ミサイルもしくは宇宙船の一部だった可能性が浮上したと伝えている。(c)AFP