国連PKO要員、新たな少女暴行疑惑 4人被害か 中央アフリカ
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【1月6日 AFP】国連(UN)は5日、中央アフリカに派遣した平和維持活動(PKO)部隊の要員が、未成年の少女4人に性的暴行を加えた疑いがあると明らかにした。国連PKO部隊に対しては、これまでにも同様の児童性的虐待疑惑が相次いでいる。
新たな疑惑の対象となっているのは、首都バンギ(Bangui)で国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)に従事している要員たち。国連は、同ミッションに参加している3か国にこの疑惑を伝え、自国の兵士に対する調査を求めたと発表した。
国連の報道官は、同3か国の国名や、関与した要員の数を公表していないが、情報筋によると、要員らはガボン、エジプト、モロッコ出身だという。
国連は声明で、バンギ駐在の「国際部隊」に対する疑惑についても調査していると述べたが、詳細は明らかにしなかった。
中央アフリカでのPKO要員による性的暴行事件は、今回の疑惑を含め、26件発生している。(c)AFP