北朝鮮高官、交通事故で死去 対韓関係を担当
このニュースをシェア
【12月30日 AFP】北朝鮮で、対韓関係と南北朝鮮統一を担当していた金養建(キム・ヤンゴン、Kim Yang-Gon)朝鮮労働党書記が29日早朝、交通事故のため死去した。73歳だった。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)が30日、報じた。
KCNAによれば、31日に国葬が行われ、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記が葬儀委員長を務める。
金書記は金第1書記の側近として知られ、南北関係のほか、最近では国際関係一般についても助言を行っていた。
また、2007年に北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記と韓国の故盧武鉉(ノ・ムヒョン、Roh Moo-Hyun)大統領による南北首脳会談を実現する際には主要な役割を果たした。(c)AFP